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新卒onlyのナゾ

2011-02-08 11:38:45

先日ブックオフが新卒採用枠として、
過去3年までの卒業者を対象とするという記事を目にした。
読み進めると、卒業後就職歴のないモノのみと、書かれていた。
つまり、卒業後ぶらぶらしていたものだけを新卒として歓迎(?)という意味なのか。

日本社会が新卒にこだわるのは、。
・DNAを継承しやすいーまったく白紙の人材を自社のカラーに育て上げことができる
・10年後のコア人材をコストをかけずに早期確保できる
・報酬より、企業理念に共感して仕事に取り組む姿勢がある
・新卒育成にあたり社内の仕事をマニュアル、仕組化せざるを得なくなる
・既存社員へのいい刺激になる

などが主な理由で、
つまりフレッシュでやる気がある上、
独自のやり方が無いので扱いやすいというメリットがあるようです。
おまけに、【3年以内既卒者(新卒扱い)採用拡大奨励金】なるものもあり、
企業としては、新卒に力を入れたくなるのも分からないではありません。


一方、欧米ではどうでしょうか?
高校卒業を控え、経済的にも成績的にもまた将来のビジョンにも恵まれ、
希望する4年制大学へ進む学生もいないわけではありませんが、
ほとんどの学生は、2年制のJunior Collegeに入学し、学費や生活費をまかないながら
一般教養課程を学びます。
その間、社会生活との両立の中でやりたい仕事や、興味のある分野を探し
その後、University(四年制大学)へ編入し将来に学部で博士号などをとります。

そうして社会に出たフレッシュマン(新卒)たちは、
高校卒業より4年以上が経過している場合も多いのですが、
社会経験もあり、頼もしいものです。

中途採用のステータスも日本では随分と高くなってきているようですが、
本当に役に立てる人材になれるかどうかは、学歴、年齢、性別を超えて
個々のたゆまぬ努力にかかっていると思います。

また新卒にせよ、転職にせよ企業を支えるのは、そのような人材なのではないでしょうか。

「コレでなければ・・・」という、横並び精神からすこし抜け出し、

「これがあるから」という自分をつねに追い続けることで状況に左右されない
本当のステータスを築いていけると考えます。